不動産の査定方法・査定価格の算出方法について
目次
- ○ 不動産の査定方法とは？
- ○ 二種類の査定方法について
- ・簡易査定
- ・訪問査定
- ○ 不動産の査定価格の算出方法について
- ・取引事例比較法
- ・原価法
- ・収益還元法
- ○ 不動産の売却依頼ならまえの不動産へ
不動産の査定方法とは？
一戸建てや土地、マンションの売買の取引を行うときに、まず最初に不動産の価値を把握する必要があります。そのために行うのが不動産の査定です。 査定には「簡易査定」と「訪問査定」があり、価格の算出方法も3種類あります。
今回は不動産の査定方法について説明します。不動産の売買を予定されている方はぜひ知っておいてください。
二種類の査定方法について
査定方法には以下の2つがございます。
簡易査定
簡易査定は、机上査定とも呼ばれます。土地、一戸建てであれば路線価や立地条件、マンションの場合であれば階数や場所などを考慮し、査定を行います。特徴としては現地を見ずに査定をするため、手軽に査定をすることができます。ただし、現地を見ない分個別の不動産の事情を考慮できないため、査定の精度は低くなってしまいます。不動産を売却するか悩んでいる段階や、売却する予定はないが財産の分割のために価値を知っておきたい場合等によく使われます。
訪問査定
現地を訪問して行う査定方法です。実査定とも呼ばれます。建物の状態や、周辺環境、眺望もふまえて査定を行います。建物の内部を確認するため立ち合いが必要です。
簡易査定と比べると査定価格の算出までに時間がかかりますが、より精度の高い査定を行うことができるため実際に売却予定がある方にお勧めです。まず簡易査定を行ってから実際に売却をする際には訪問査定を行う方もいらっしゃいます。
不動産の査定価格の算出方法について
不動産査定価格の算出方法には以下の3つがございます。
取引事例比較法
売却したい不動産の近隣の取引事例を参考にして、売買されている坪単価、平米単価を算出し、マンションであればバルコニーの方位・階数や、土地であれば道路付け・駅からの距離などを考慮して査定価格を算出します。
取引事例比較法は、土地・マンションを査定する際に使用します。
原価法
査定物件を新築した場合の再調達価格を考慮し、経過年数に伴う減価を考慮して査定価格を算出する方法です。建物部分の価値を算出するのに使用します。
収益還元法
売却する不動産がどれくらいの収益を生むのかの収益力から査定価格を算出する方法です。主に一棟アパート、マンション、駐車場など収益を生む不動産の査定に使用されます。賃貸中の一戸建て・マンションの一室を査定する場合にも使用されます。
不動産の売却依頼ならまえの不動産へ
今回は査定方法や、査定価格の算出方法について説明いたしました。まえの不動産では豊富な経験と専門家ネットワークを活かしてワンストップで不動産の売却をサポートしております。不動産の売却をご検討の際はまえの不動産までお気軽にお問い合わせください。