不動産買取が向いている不動産の特徴とは？
目次
- ○ 不動産買取が適している不動産の特徴とは？
- ○ 不動産買取と不動産仲介の違いとは？
- ・買主について
- ・売却完了までの期間について
- ・売却価格について
- ○ 不動産買取が向いている不動産とは？
- ・築年数が古い不動産
- ・自身で住んでいなかった不動産
- ・事故・事件・トラブルが起きた物件
- ・仲介で長期間買い手が見つからない物件
- ・相続・離婚などの事情ですぐに現金化したい場合
- ○ 不動産買取の相談ならまえの不動産へ
不動産買取が適している不動産の特徴とは？
マンションや一戸建てなどの不動産売却を検討する際に、売却の方法で迷う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
不動産売却には、広告等を行って買い手を探していく不動産仲介での売却と、不動産会社が買主となって不動産を買い取る不動産買取という方法があります。
こちらでは、不動産仲介と不動産買取の違いや不動産買取が向いているケース、物件について紹介していきます。
不動産買取と不動産仲介の違いとは？
不動産の売却を依頼・相談する場合、不動産仲介と不動産買取どちらかの方法を選ぶことになります。これらにはどのような違いがあるのか、解説していきます。
買主について
不動産仲介は広告を出すなどの販売活動を通じて購入希望者を探す方法で、買主は個人のお客様になることがほとんどです。一方で不動産買取では販売活動は行わず、不動産会社が不動産を買い取ります。そのため、買主は個人の方ではなく不動産会社となります。
売却完了までの期間について
不動産仲介による売却は購入希望者探しや販売活動などが必要のため、一般的に3ヵ月から半年、長ければそれ以上の期間を要します。不動産買取の場合は、不動産会社が提示する買取価格に同意すれば、すぐに売買契約が成立します。
売却価格について
不動産仲介による売却の場合、不動産会社が提示した査定価格や周辺相場などをもとに、売り出し価格を決めて売却します。購入希望者が現れると価格や引き渡し時期などの調整を行い、最終的な価格が決まります。そのため、一般的には相場と大きく変わらない価格で売却ができます。これに対して不動産買取の場合は、不動産仲介による売却よりも売却価格が安くなる傾向があります。
不動産買取が向いている不動産とは？
不動産仲介での売却が難しい中古住宅等も、不動産買取で売却できることは珍しくありません。ここではどのような不動産が不動産買取が向いているかを見ていきます。
築年数が古い不動産
築年数が古くなればなるほど修繕が必要な箇所が増えてしまい、買い手が見つかりにくくなります。また、痛み・汚れ・キズ・不具合等があると買い手からの印象も悪くなってしまうため、売却が難航する場合があります。その点不動産買取は不動産会社が購入するので、築年数の古い一戸建てやマンションでもリフォームや修繕の必要はなく、そのままの状態での売却が可能です。また、引き渡し後に不具合が発生した場合の責任も、不動産会社が相手であれば免責とすることができます。
自身で住んでいなかった不動産
一般的に、不動産会社以外の買主に不動産を売却する場合は、引き渡し後一定期間の間に発生した不具合については売主の責任で修繕をすることになる可能性があります（契約不適合責任）。相続した実家など、自身が住んでいたわけではない不動産の場合は、どのような不具合があるかわからないため、契約不適合責任を負わないことができる不動産会社による買取が選ばれることが多いです。
事故・事件・トラブルが起きた物件
事故や事件・近隣トラブル・火災などが起きた物件も買い手が見つかりにくく、仲介での売却が困難な場合もあります。このような物件も不動産買取が向いているといえます。
仲介で長期間買い手が見つからない物件
不動産仲介で売り出しても、なかなか買い手が見つからない場合もございます。築年数が古い、間取りが使いにくい、立地がよくないなど様々な理由で、買い手が見つからないまま時間だけが過ぎてしまうケースもあります。このような物件も不動産買取がおすすめです。
相続・離婚などの事情ですぐに現金化したい場合
借金の返済や離婚、相続の財産分与・相続税の支払いなどですぐに現金化したい場合も不動産買取が向いています。
このようなケースでは不動産仲介による売却より価格が下がってしまったとしても、早期に現金化して問題・課題を解決したいというニーズが多くございます。
その他には、周囲に知られずに不動産を売却したいなどのケースでも不動産買取がおすすめです。
近年では売却後そのまま自宅に賃貸として住み続けるリースバックという方法を選択する方も増えています。この場合も、不動産会社による買取となります。
不動産買取の相談ならまえの不動産へ
不動産売却は仲介での売却が一般的ですが、不動産買取という選択肢を知らないために、売却をあきらめてしまい、放置されてしまうというケースもよく見られます。不動産を売却する際は、不動産仲介・不動産売却両方のメリット・デメリットを把握したうえでどちらにするか判断していく必要があります。
まえの不動産株式会社では豊富な経験をもとにお客様に最適な提案をさせていただきます。ぜひお気軽にご相談下さい。